環境ソリューションバイオ炭/バイオコークス

CO2による地球温暖化は、将来世代にも影響を及ぼす重要な課題です。
次世代へ持続可能な地球環境を引き継ぐため、今こそ行動が求められています。

ZENSHOでは、環境に配慮した企業活動を推進するため、
「バイオ炭(木炭、竹炭)」「バイオコークス」製品を取り扱っています。

バイオ炭/
バイオコークスとは?

有機物(バイオマス)を低酸素状態の中で350℃超の温度で加熱(蒸焼き)にして作られた固形物のこと。つまり木炭。
主な使い方はBBQ炭、活性炭、土壌改良剤ですが、近年固定炭素値の高い炭は製鉄での還元剤や加炭材として利用されています。
製造プロセスで廃棄物を出さないことから「ゼロエミッション燃料」と呼ばれ、石炭コークスに代わるのエコな副資材(代替品)として期待されています。

すでに中国では製鉄大手に対しCO2排出削減ソリューションとしてバイオ炭/バイオコークスの利用が進んでいます。
日本国内でも近畿大学と民間会社の共同研究により、実用化に向けた研究が大きく前進。また、北海道幌加内町では、町と農協、民間会社数社が共同でそば殻を原料にした低コストバイオコークス製造がスタートするなど、徐々に国内でもイノベーション事業として注目されています。

カーボンニュートラルとの関係

木炭は燃焼時にCO2を排出します。
継続的に石炭・コークスを使用すると排出されたCO2はそのまま放出・蓄積されますが、
カーボンニュートラルサークルでは木炭の原料となる木が成長過程でCO2を吸収するため、全体で排出と吸収の均衡が期待されます。
脱炭素社会の実現に貢献するエネルギー源として期待されています。

(1 参考文献:https://www.dowa-ecoj.jp/cn/2013/20130901.html 2013.09.01
   「カーボンニュートラル バイオコークスの研究と未来 その1 バイオコークスとは」

CO2削減効果

下記URLのDOWAエコ社の記事より削減効果の記述があります。
「製鉄炉や熔解炉(キュポラ)では1tの石炭コークスを燃焼させると3t強のCO2が発生すると言われています。バイオコークスは100%バイオマスのためCO2は0(発生させない)換算になります。
それをCDMによるCO2経済効果に換算すると
CO2削減効果=3,300円/t-C→10,560円/t-バイオコークス となり、約7,000円/tのCO2削減効果となります。

全量をバイオコークスに置き換えることはできませんが、何割かをバイオコークスに代替するだけで、CO2削減効果が期待できます。」 (1

製品ラインナップ

バイオ炭/バイオコークスは2種類ご用意しています。

木炭

原料名木材
固定炭素値80~85%
揮発分5~10%
灰分2~5%
形状粉体、粒体、豆炭
納品形態コンテナ、フレコン
製炭温度700~800度

竹炭

原料名竹材
固定炭素値80~95%
揮発分5~10%
灰分2~5%
形状粉体、粒体、豆炭
納品形態コンテナ、フレコン
製炭温度700~800度

※上記数値は代表値となります。 ※写真はイメージです。
※上記リストに無い製品についても対応可能ですので、お問い合わせください。

導入事例(中国)

中国国内では大手製鉄会社に対してCO2排出削減ソリューションとしてバイオ炭/バイオコークスの導入が始まっています。
納品先例:福建鼎盛鋼鉄、南京鋼鉄、中信泰富靖江特鋼、河鋼宣鋼高科、宝武集団(上海)
高品質な製品をご提供できます。

導入コスト

バイオ炭/バイオコークスは現時点において石炭コークスとの価格差はあります。
一方で性状を石炭コークスに近付けることで、最低限の設備投資で導入することが可能になるため最も導入しやすい脱炭素ソリューションとしてご利用いただけます。
当社ではさまざまな性状/形状で対応・納品が可能なのでご相談ください。

Q & A よくある質問

Qバイオ炭とは?

近年、有機物(バイオ)の炭を総じて「バイオ炭」と呼ぶようになりました。対義語は石炭。
BBQで使う木炭や備長炭、竹炭、もみ殻燻炭など昔からある炭もバイオ炭の一部になります。

Qバイオマスコークス、バイオコークス、ビオコークス、バイオマスカーボンとは?

明確な基準は有りませんが、ほぼ同じものとして広まっている状況です。
「コークス」とは石炭を蒸し焼きにして不純物を除去した炭素の塊です。
一方「バイオコークス」は木材や剪定枝などの有機物由来の炭を固めたもので、現時点で成分や形状、硬さなどの明確な基準はありません。
また「バイオコークス」「ビオコークス」の商標は学校法人近畿大学および(株)ナニワ炉機研究所が共同で所有。
「バイオマスコークス」および「バイオマスカーボン」の商標は(株)ZEエナジーが所有しています。

Q炭の原材料にはどのようなものがありますか?

主に木材、竹材、もみ殻、有機汚泥などの有機物です。

Q炭(すみ)と灰(ハイ)の違いはなんですか?

炭(すみ)は有機物を低炭素状態で蒸し焼きにした後に残る炭素の塊です。
灰(ハイ)は有機物を燃焼させた後に残る炭素以外の無機物の塊で、主な成分はシリカ、ナトリウム、カリウム、重金属などになります。
炭(すみ)は燃料や土壌改良材として利用価値がありますが、灰の利用方法はほとんどありません。

Q炭(すみ)にはどのような成分が含まれていますか?

主な成分は炭素(カーボン)、灰分(かいぶん)、水分、揮発分になります。

Qトレファクション、半炭化、ブラックペレットとは?

明確な基準は有りませんが、ほぼ同じものになります。
木質チップやペレットなどの表面を軽く焦がす程度に炭化させる技術および製品の総称。
完全炭化と比較すると揮発分が多く残るため熱量が高く残ることと、疎水性(水を弾く性能)が上がるため屋外保管が可能となります。
デメリットとしては有機分が多く残るため微生物分解が進んでしまい、長期保存に向かないことがあります。

Qどのような性状/形状のものがありますか?

粉体、粒体、豆炭状、ブロック状、ペレット状などさまざまな形状が存在しており、弊社は全ての形状に対応可能です。
まずはご相談ください。

Q納品形態はどうなりますか?

通常はフレコンバックでのコンテナ納品になります。
ご希望の納品形態をご相談ください。

Q忌避物質の対応も可能ですか?

塩素、硫黄分、ナトリウム、カリウム、重金属などのご希望数値をお伝えいただければ適切な製品をご提案いたします。

Q導入に向けた総合的な相談ができますか?

はい、ご希望の成分、形状、性状などをご相談ください。

導入に向けて具体的にご提案いたします。
詳しくはお問い合わせください。

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